日常的に楽しめて、
老後も続けられる趣味を持ちたい
私の趣味はアウトドアなものばかりなので、
日常的に楽しめるもの、且つ、老後も続けられる趣味を持ちたいと常々思っていました。
何か芸事を…と考えたとき、慕っていた親類が好んでいた『端唄』が思い浮かび、門を叩きました。
発表会にお邪魔して、師匠の演奏と唄に圧倒され「この方しかいない!」と一目惚れしてしまい、
余所は勿論、お稽古の様子を見学することもなく入門を決意しました。
お弟子さん方の発表を拝見し、教えることについても確かであることはわかりましたので、
全く不安はありませんでした。
1月から6月にかけて、仕事が繁忙期なので「いつから始めるか?」ということだけが心配でしたが、
師匠の「少しずつでも始めましょう」というお言葉に従うことにしました。
自宅での練習が儘ならないうちに次のお稽古に伺う…、ということもありますが、
師匠は状況を前向きに捉えて、逆に私を励まして下さるので、焦らず前へ進もうと思えています。
師匠の前向きな物の捉え方や、お人柄に感銘を受けることしきりです。
やはり芸事の世界において『師匠』と呼ばれるには、
そのお人柄も尊敬されるようでないといけないのだろうと思います。
その点において師匠は、私にとって正しく『師匠』です。
数十年後には私もそうあれるよう、芸だけでなく内面も磨くべく、励みたいと思います。