子育て・介護と走り続け、
一段落して得た自分の時間
子育て・介護と走り続け、それもひと段落して自分の時間が持てる様になったとき、
ふと目にした体験教室のチラシで興味を持ちました。
始めた頃は、家で三味線の音を合わせるだけで疲れてしまい、
たった3、4小節の音を譜面に書きおこすだけで半日もかかっていました。
節回しもお手本通りに唄っているつもりなのに「違います」と指摘され、
何がどう違うのかちんぷんかんぷんでした。手探り状態がどの位続いたでしょうか。
だんだん自分なりの練習のやり方を見い出し、何とか形になるようになりました。
すると「次はこの曲をやってみたい」と思うようになりました。
早いものでそれから14年が経ちました。
数ヶ月おきにある合同稽古がとても楽しみです。
ふだんお目にかかることのない他のお稽古場の生徒さんと話をしたり、
演奏を聞いたりするのはとても勉強になります。
『三味線を弾きながら 夫婦で晩酌』…が夢です。
これからも肩の力を抜いて楽しめればと思います。